概要
2023年度は前年度よりも1町多い28市町村と契約し、高齢者の方々の運動教室「まる元」を実施しています。コープさっぽろとNPOで費用を負担して無料で実施する「お試しまる元」を取り入れた本別町は2023年度から本格実施となり、大変人気の運動教室となっております。また、「まる元」実施自治体で8町村、認知症に対する情報に接する機会が少ない郡部の自治体1町で「認知症の理解と予防のキャラバン」を実施しました。
目標
- 1コープさっぽろ地域政策室との連携で未実施自治体へ「まる元」を紹介
- 2「まる元」未実施の自治体に対して営業をかける
- 3健康運動指導士のレベルアップ
- 4キャラバン等で自治体に対して取り組みを説明し、同時に参加者に脳トレ体操とCO・OP共済のパンフレットの配布
- 5認知症になりにくいまちづくり宣言自治体を増やす
- 6生協ひろしまと協働して「まる元」実施を目指す
成果
今年度、コープさっぽろ地域政策室との連携で3自治体へ営業をかけ、うち2自治体は興味関心を示されていた。この他、2自治体が運動教室の視察に来られた。健康運動指導士のレベルアップは、本部職員や各地区本部長が教室を巡回し、経験の浅いスタッフの指導にあたった。キャラバンは9自治体で開催。脳トレクイズ・脳トレ体操、CO・OP共済のパンフレットを参加者に配布。認知症になりにくいまちづくり宣言自治体は、平取町が検討段階に入った。生協ひろしまでの「まる元」実現に向けた取り組みは、講演会や体験会を実施した。
展望
次年度もキャラバンと自治体訪問、「お試しまる元」の実施を計画している。既に1つの自治体で「お試しまる元」の開催が決まっており、その後本格実施となる見込み。キャラバンは、今年度は「まる元」を実施している自治体を中心に実施をしたが、次年度は「まる元」・「キャラバン」ともに未実施の自治体で開催する。現在、8の自治体での開催を予定している。自治体訪問と「お試しまる元」については、まだ受け持ち可能な健康運動指導士が居住しているエリアを中心にすすめめていく。
詳細
内容 | 運動教室 |
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対象 | 高齢者 |
費用 | まる元:1,000円/月 |
参加人数 |
まる元教室参加者(年間) 47,680人 ゆる元指導者養成 67人 認知機能テスト 1,019人 認知症の理解と予防キャラバン 541人 年間合計 49,307人 |
協力 | NPO法人ソーシャルビジネス推進センター、北翔大学、道内自治体、NPO法人ここすけ |
支援 | 1,000万円以上 |
URL |